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「『大麦畑でつかまえて』@札幌」の感想

 先日の劇団イナダ組「キククスリ」札幌公演観劇旅行の時,ちょうど良いタイミングで「大麦畑でつかまえて」の放送がありました。
 開演前に,ホテルのテレビで視聴することができたので,その感想をつらつらと書きたいと思います。

 ※盛大にネタバレしていますので,ご注意を。
 

 「ストーリー」

 実は,全てHTBの特設HPに書かれています(笑
 冒頭の一部とかではなくて,最初からラストシーンまで,ばっちりと書かれています。
 一応,リンクを貼りましたので,参考にしたい方はこちらからどうぞ。

 「あらすじ」


 「感想」

 まずインパクトが強かったのが,主人公一家のもとにCM撮影のためにやってくる「CFディレクターの手塚」でした。
 役者はご存知,森崎博之。
 最初のセリフが「ビッグヘッドフィルムの手塚です。」でしたから,ここでもう爆笑です。
 先日,HTBの藤村ディレクターが「水曜どうでしょう公式HP」の日記でも書いていましたが,今回の森崎さんは,たった一つの演技の引出しを力任せに開け放したようなパワフルな演技を,最初から最後まで貫いていました。
 もはや,ここまでくると,すがすがしいものを感じます。

 大泉さんを含め,他の役者さんはベテランばかりということもあり,安心して見ることが出来ました。
 ただし,大泉さんが車を運転しているシーンだけは「水曜どうでしょう」のヨーロッパか四国あたりの映像と非常に良く似ていたので,ちょっと集中が切れてしまいました(笑
 (助手席側から,ハンドルを握った手までを含めて広角っぽく撮った画がそっくりだったような気がしたもので…。)

 そして,なんと言っても最高だったのが「大滝秀治」大先生!!

 あの「目線」
 あの「間合い」
 あの「挙動」

 全てにオーラを感じる素晴らしい演技を見せてくれました。
 もはや「さすが」としか言いようがありません。

 ということで,あっという間の1時間でしたが,個人的には面白く見ることが出来ました。
 ストーリーとしては,まぁ…「良」という感じでしたが,役者陣の演技力が「優+」だったので,総合的には「優」というところかも知れません。

 HTBのスペシャルドラマに関しては,いろいろと大変なこともあるやに聞いておりますが,是非,来年以降もがんばって制作してほしいと思います。

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