今日の11時30分から,スカパー(ch721)で「ゲゲゲの鬼太郎」メイキングの初回放送がありました。
リピート放送のスケジュールはこちら。
これまで,こういうメイキングものであまり面白いものを観たことがなかったので,正直,それほど期待していなかったのですが……。
いや〜なんだろう,この不思議な面白さは(笑
まず最初に,ウエンツ鬼太郎の激しすぎる違和感に思わず笑ってしまいました。
それは「ウエンツ君が鬼太郎らしくない」という意味ではなくて「鬼太郎の格好をした男が普通に街角を歩いている」という意味の違和感です。
まままま,これはアニメを原作にした「実写版映画」の全てに共通した違和感なのかも知れません。
あ。
ここまでの文章だと,なにやら批判しているような感じですが,それはまったく違います。
むしろ,この不思議な違和感が面白いわけです。
そして大泉さんの「ねずみ男」が実際に動いている映像を始めて見ましたが……これは面白い!
作り物の前歯をくわえているため,やたらにナイロンの大倉さんに似てしまっている大泉さんでしたが,その動きやそのセリフまわしは実に(役者として)魅力的!
大泉さんは「ねずみ男」という自分の役柄について,いろいろと不平不満を述べていましたが,大泉さん自身が「こうありたいと願う大泉像」と,ファンが「大泉さんに望む姿」は以前から大きな乖離があり,今回の「ねずみ男」については明らかに後者……つまり,ファンであれば大喜びできる役柄ではないでしょうか。
その他のキャスト陣についても魅力的な役者が揃っていて,久々に「見たい」と思わせてくれる映画メイキング番組でした。
いや本当に久々だな……。
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